昨年末のおしごとりっぷ産官推進プロジェクトに参加した大阪府内の大学生３人の
その貴重な体験をお届けします。

 

◼ 普通の旅行では出会えない、地域の本当の魅力に出会う５日間 ◼

 

◇ 新しい旅のスタイルとの出会い ◇

年末休みの予定は、いつものアルバイト先での単調な日々になるはずでした。
しかし、「おしごとりっぷ」という “ 地域で働きながら旅をする ” がコンセプトの新しいサービスと出会い、私の休暇は思いもよらない展開を迎えることになりました。

-豊岡市- その名前を聞いて多くの人が思い浮かべるのは、おそらく城崎温泉だと思います。
しかし、この５日間の”仕事と旅を掛け合わせたサービス”を通じて、温泉だけではない豊岡の魅力に触れることができました。

～ 地域の人々と過ごした忘れられない日々～

【地域の人々との深い交流】

JAたじま直営のファーマーズマーケット「たじまんま」でのアルバイトを通じて、地域の方々との心温まる交流が生まれました。

バックヤードでの業務ということもあり、スタッフの方々とたくさん交流しました。
皆さんとても優しく温かい方ばかりで、地元の方のみが知っている穴場スポットや車でしか行けないようなスポットへ連れていっていただいたり、観光ガイドブックには載っていない美味しいお店を教えてくださいました。

【地域の誇り、食との出会い】

特に印象的だったのは、「岩津ねぎと但馬牛との出会い」です。
白ネギが苦手だった私が、とろけるような甘みの岩津ねぎの虜になり、但馬牛の焼肉では、その柔らかさとうま味の絶妙なバランスに感動しました。

農家さんから届いた新鮮な野菜や果物をバックヤードで丁寧に梱包していく。そして、その商品を店頭に並べていくシンプルな作業なんですが、実は奥が深いんです。商品の扱い方一つ一つに、農家さんとお客様の想いが詰まっているんですよね。箱から出して、袋に入れて、店頭に並べる。
その過程で、生産者の方が丹精込めて作った農作物を「見て」「触れて」そして、旅行者として「食べて」という体験をすることによって地域の食文化も学ぶことができました。

【お仕事後の贅沢な時間】

お仕事を終えた後は、城崎温泉の外湯めぐりで疲れを癒したり、余部鉄橋「空の駅」からの絶景を眺めたり、冬の竹野浜で雪と海が織りなす幻想的な風景に出会ったりと、観光だけでは味わえない特別な時間を過ごすことができました。

＜ 新しい旅のスタイルが教えてくれたこと ＞

この５日間の”働く旅”を通じて気づいたのは、「旅と仕事は決して相反するものではない」ということです。
むしろ、短期アルバイトという形で地域に関わることで、都市圏でのアルバイトや普通の観光客としては決して知ることのできない地域の本質や魅力に触れることができました。

おしごとりっぷの利用を考えている方は、以下の点でおすすめです！

◇働きながら旅ができるため、旅行費用の心配が少ない

◇地域の方との深い交流により、観光では得られない体験ができる

◇いつもと違う場所でのアルバイトが、記憶に残る旅とかけがえのない思い出になる

いつものバイト先でバイト漬けの年末休みを過ごす予定だった私の年末休暇を最高の思い出に変えてくれました。
おいしいグルメや心癒される温泉に四季折々の景色を楽しめる豊岡には、城崎温泉以外にも出石皿そばやカバンストリートなど、まだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。

みなさんも、ぜひ ” 旅 × 仕事（おしごとりっぷ） ” で、観光だけでは出会えない地域の魅力をより深く知る最高の旅を体験してみてください。私もまた利用したいと思います！

<今回の旅の基本情報>

• 訪問時期：冬（12月）
• 滞在期間：5日間
• 予算目安：3万円～
• 気候：大阪より気温は低め、雨や雪の可能性あり
• 電車：本数は少なめ。時刻表要確認
• レンタカー：豊岡駅周辺に店舗あり（※冬季は雪道に注意）

☝アドバイス☝

• 天気が不安定なので傘・手袋は必須です！（「弁当忘れても傘忘れるな」という言い伝えがあるほど）
• 城崎温泉の飲食店は夜間営業が少ないため、早い時間帯での行動
• 豊岡では支払が現金のみの店がとても多くバーコード決済がほとんど使えなかったので、多めの現金を持参！
• 地域内の移動手段は限られているため、電車の乗り継ぎなど事前の計画が重要です！
  

 

私たちがおすすめするスポット記事をご覧になりたい方はこの後のスポット編・グルメ編もご覧ください！

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